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一般的なカキ(牡蠣)の栄養価と、食用時期など

カテゴリー │●牡蠣カバ丼の食材について

一般的なカキ(牡蠣)の栄養価と、食用時期など

カキ牡蠣)は二枚貝で、海の岩などの基盤に着生して育ちます。
日本では縄文時代の貝塚から殻が出土するなど、古くから世界各地の海沿いの地域で食べられてきた、馴染み深い貝のひとつでもあり、食用以外にも化粧品や薬品などにも利用してきました。

「カキ」という名前は、岩から掻き落として採取することからつけられたといわれています。

日本で最も一般的な種は、冬が旬の「マガキ(真牡蠣)」。他夏が旬の「イワガキ(岩牡蠣)」などが日本では有名です。

カキの栄養価
人間の身体を作るために欠かせないたんぱく質は、グリコーゲンをはじめ8種類の必須アミノ酸をはじめ、合計18種類のアミノ酸が含まれており、良質なたんぱく源です。

この他、ミネラル類(カルシウム、亜鉛等)、ビタミン類(ビタミンB1、B2)、タウリンなどが豊富に含まれ、その栄養価の高さから「海のミルク」とも呼ばれています。

カキは一度岩などに着生すると、ほぼ動かずに一生を過ごします。
身体の組織としては大半が内臓で、海水の栄養分を豊富に溜めこんでいるため、豊富な栄養素が含まれた食べ物になっています。

カキは貧血予防、貧血の改善によいと言われています。
ビタミンA、B1、B2、B12、鉄、葉酸など血液をつくるために必要とされる栄養素や、良質なたんぱく質が豊富に含まれています。

牡蠣は二日酔いの症状を軽減するとされています。
タウリンが豊富に含まれるカキ。このタウリンには肝機能を高める効果があり、アルコールの分解を促進するといわれています。


カキが食べられない時期
一般的に日本で食用されている「マガキ」は、産卵期である5~8月は食用とはなりません。
英語の月表示で「R」がつかない月(May、June、July、August)が適さないとされています。
また、イワガキは夏が旬とされるため、この種類は夏の期間でも食べることができます。

カキと食中毒
カキはよく「あたりやすい」食べ物のひとつとして知られています。
しかしこれは生食のため細菌や貝毒が原因で、購入後に適切に保存し、十分加熱することで回避することが可能です。





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